なぜスターバックスは居心地良いのか? 熱狂的な信者を量産する”裏の戦略”を語ってみた。

たいようです。

 

今、スタバに来て作業してます。

やっぱりスタバって独特の居心地の良さがありますね。

 

コーヒーが美味いとか不味いとか、もはやそういう次元じゃなくて

毎日でも行きたくなって、何度でもリピートしたくなってしまう不思議な空間。

 

他にもたくさんオシャレで安いカフェはあるのに、

比較的 高価格帯のスタバにフラッと立ち寄ってしまう…

 

 

多分そうやって僕が今までにスタバに使ってきた金額って

優に100万円を超えてると思うし、

同じような人もかなり多いと思うんですね。

 

それを考えると、

「居心地の良さ」を追求することは、

ビジネスを長期的に安定させるのに不可欠なものなんです。

居心地の良さを追求するスタバの”裏の戦略”

スターバックスのあの居心地の良さは、お店のお洒落だったり、

フカフカのソファとかから醸し出されるゆったりとした雰囲気だけじゃなくて、

もっと明確な”裏の戦略”があります。

 

例えば、

スタバのドリンクのサイズ表記って

ショートサイズ トールサイズ  グランデサイズ ベンチサイズ

の4種類があるんですよね。

 

でもそのサイズ表記って、ちょっと独特じゃないですか?

 

だって、大抵はどのカフェに行っても

Sサイズ Mサイズ Lサイズって呼ぶのが

が主流ですよね。

 

でもなぜか、スタバだけ ショートサイズ トールサイズ  グランデサイズ ベンチサイズ…

 

これ、実は

スタバとお客の間”だけ”で通じる

共通語を意識して

“あえて”分かりにくい独特な呼び名が付けられているからなんですね。

 

そうすることで、お客とスタバの間に仲間意識を生み出して、

お客の優越感をくすぐることに成功してるわけです。

 

お客とスタバの店員だけの間で通じる言葉。

スタバに来ている自分たちだけが知っている。

 

そんな無意識の優越感をくすぐってくる巧みな戦略の一つなんですよね。

 

他にも

わざわざお客さんに他愛もない会話をしてくれたり、

ボトルに可愛い絵を書いてくれたりとか。

 

こういうのも、全部そうですね。

 

気づかない間に、スタバに来ない客 < < < <スタバにいる自分

という心理状態にさせられているわけ。

 

僕はこれらにまんまとやられていることに最近気付きました笑

 

スタバに通い出した最初のうちは

カフェラテが他のカフェより美味しいから…とか

なんとか、自分がスタバに通う正当な理由をつけてたんですよ。

 

でも今やコーヒーとかフラペチーノとかどうでも良くて、(どうでもよくはないけど)

 

「僕はスターバックスコーヒーの一員だ!」

 

と心のどこかで思っちゃっている部分が、なんだかんだ一番強いんですよね笑

 

「スターバックスで」本を読んでる僕。

「スターバックスで」Macbook叩いてる僕。

「スターバックスで」店員と話している僕。

「スターバックスで」ドリンクのカスタマイズをお願いしてる僕。

…etc

 

こうなったらもう洗脳完了ですね。

 

他にどんなに安いカフェがあろうが、オシャレなカフェがあろうが

何度でも、何回でも

吸い込まれるようにして僕はスターバックスに通い続けてしまうわけなんです。

 

つまりスターバックスは

店とお客=離れた関係

というそれまでのカフェ業界の既存概念をぶち壊して、

 

店も客も家族の一員

という関係性に

それまでのコーヒー業界の顧客概念をガラッと変えてしまった。

 

その結果、

顧客の優越感をくすぐって

高単価な商品を何度でも喜んで購入してくれるリピーターを量産することに成功したんです。

 

スタバのあの

”なんか居心地良い感じ” の正体は

フカフカなソファーでも、お洒落な店内でもなくて、

優越感だったんです。

優越感をくすぐって安定したビジネスモデルを築こう

ここまでみてきて分かったと思うんですけど、

人間の優越感をくすぐるって、

もはや洗脳級のマーケティング手法です。

 

やっぱり、人間って自分だけが特別扱いされるのは本当に気持ちいいし、居心地がいいもんなんですよ。

 

例えば、東大とか京大とか高学歴の人で、

わざわざSNSのプロフィールとかに、東大〇〇学部卒とか学歴を

書いている人っているじゃないですか。

 

あれは、少なくとも

多くの人間の中から東大に選ばれた一員だ

という自負・自信があるからですよね。

 

無意識のうちに彼らは

東大以外の大学に対しての優越感を抱いているわけですよ。

 

実際昨日も、東大卒の起業家仲間と会う機会があったんですけど、

「東大なんですか?!すごいですねー!」って褒められて

彼ははまんざらでもない顔をしてましたからね笑

(ディスってないです笑)

 

だから、これを自分のビジネスに応用できないか考えてみるのがオススメですね。

 

例えば、自分の商品を買ってくれたお客さん”だけ”に、

 

「この商品買った人って、基本的に理解力の高い方しかいないと思うんですけど」

ってさりげなく褒めてみる。

 

これだけでもお客さんの優越感をくすぐることができます。

 

もちろん、一回だけじゃ足りないので、

何回も何回も折に触れてお客さんの優越感をくすぐっていく。

 

そんなふうにして、

 

「選ばれたあなたは僕らの仲間だ」

「選ばれたあなたは特別だ」

 

と徹底してファン化していきます。

 

そうすれば、長期的にお客さんはファンでい続けてくれるので、

 

数万円、数十万円する高単価な商品だったとしても、

何度もリピートして買ってくれて、長期的に安定したビジネスモデルを作ることができるんですね。

 

 

こんな話を聞くと、エグすぎる…と思うかもしれないですね笑

 

でもお客さんを幸せにする方向に使えばなんら問題ないです。

 

むしろ、変な商品を巧みに売りつけてる奴ほど、こういうエグい心理学を学んでいたりするので、

そこからお客さんを守ために正しく使っていきましょう。

 

では、この辺で。

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